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【400g】ウガンダ キシンガ
¥3,250
Uganda Kisinga ウガンダ キシンガ 焙煎度|浅煎 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 生産者|キシンガウォッシングステーション 生産地|ルウェンゾリ 標高|1,900m 精製|ウォッシュド 品種|SL14、SL28 flavor note jasmine tea, plum, tea-like, lemon, floral, herbal, nectar, clean _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 初めてウガンダの豆を取り扱います。 中深煎り~深煎りにすることが多いようですが、青時雨では浅煎りで仕立てています。 ジャスミンティーを思い出す上品な雰囲気で、プラムやレモンのような甘酸っぱさのあるコーヒーです。 想像以上に品良く仕上がりました。 是非お試しくださいませ。 ▽▽▽ ウガンダを代表するコーヒー産地が、同国西部地域とコンゴとの国境にまたがっているルウェンゾリ山地です。最高標高5,109mに達するこの山地はほとんどのエリアが世界自然遺産に登録されており、特にウガンダ側は貴重な 動植物が存在しているため、ラムサール条約の登録地ともなっています。 この風光明媚なエリアは高い標高が生み出す寒暖差とコーヒー生産に適した弱酸性の土壌により、質の高いチェリーを生産できる環境があります。また、ルウェンゾリ山地は世界的にみても降水量の多い地域です。豊富な水資源は質の高いウォッシュドの精製を実現しています。 古くからウガンダでは、小規模農家が収穫したチェリーを自身で乾燥させたパーチメントを業者が収集して輸出販売されていましたが、品質基準が統一されておらずクオリティに課題がありました。 ルウェンゾリ山地内 キョンド、キャルンバ地域の小規模農家が自身の畑で収穫したチェリーをキシンガ ウォッシングステーションもしくは収集ポイントへ持ち込みます。本ロットは例年以上に厳しい基準で完熟したチェリーのみを受け入れました。 フローティングタンクでフローターを取り除き、比重の重いチェリーのみを選別します。その後、パルパーで果肉除去し、ドライファーメンテーションにてミューシレージを除去します。 カナルでの水洗工程を経てグリーンハウス内のアフリカンベッド上で攪拌を繰り返しながら乾燥させます。ドライパーチメントを2ヶ月間保管し、首都のカンパラ近郊のドライミルで脱穀、比重選別、スクリーン選別、色彩選別の後、最終的に人の手による選別をかけた後に出荷しています。 山麓に広がるキョンド、キャルンバ地域の小規模農家が収穫したチェリーをキシンガ ウォッシングステーションで精製しました。 極めて高い標高が生み出す寒暖差とコーヒー生産に適した弱酸性の土壌により、質の高いチェリーを生産できる環境があります。また、ルウェンゾリ山地は世界的にみても降水量の多い地域です。豊富な水資源は質の高いウォッシュドの精製を実現しています。 △△△
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【400g】ネパール ソクテル アムリット・マヤ
¥2,900
Nepal Soktel Amrit Maya ネパール ソクテル アムリット・マヤ 焙煎度|中煎 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 生産者|アムリット・マヤ 生産地|カブレパランチョーク郡マハバラット地区ソクテル村 標高|850m 精製|ウォッシュド 品種|ブルボン flavor note oolong tea, herbs, cacao nibs, round, malic, brown sugar, sandalwood _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 名古屋・桜山の吉岡コーヒーさん(@yoshiokacoffee )が2024年1~2月にネパールを訪問した際に現地で買い付けた豆を当店にも分けていただきました。 このお豆は中深煎り~深煎りの焙煎にされるお店が多いのかなと思いまして、当店ではちょっと遊び心を持ってやや浅めに焙煎してみました。 当店の焙煎機はドラムの回転数を適宜変えられるので、普段より少しスピードを落としてゆっくりと焙煎して、酸味の立ちすぎない口当たりの良い飲みやすいコーヒーを目指してみました。 落ち着いた甘味も心地よいです。 烏龍茶くらいゴクゴク飲めちゃいます。 是非お試しくださいませ。 ▽▽▽ カブレパランチョーク郡の中の「ソクテル村」という小さな村は、地図で見ると首都カトマンズからほど近い印象ですが、2,000m級の山を越え、ほとんど車の通らない山道をジープで8時間ほどかけてやっと到着する村です。 物流や町へ用のある人々の移動も、月に数便程度の往来する車に便乗する形で行われます。 村には電気もガスも来ていません。 昔ながらの焚き木で食事の準備をし、小さなソーラーパネルひとつでなんとかスマホの充電を賄っていますが、大手キャリアの電波も圏外の村です。 農薬も排気ガスも化学物質も電線もない環境は植物の生育環境にはとても贅沢だと思います。人々もとてもいきいきと暮らしています。 ソクテル村には32世帯のコーヒー農家さんがおり、内4軒がパルパーを備えています。 総生産量は7tですが、各世帯ごとに自分の畑で栽培・収穫し、4カ所どこかのパルパーを借りて自分でパルピングし、その後も各々で天日干しします。 パーチメントになるまでは各農家で責任を持って行います。 その後全てまとめられて管理されるのですが、今回吉岡コーヒーさんとご縁のあった農家さん「ドルジェ・ラマ」さんと、「アムリット・マヤ」さんの生豆をミックスせずに分けていただきました。 ソクテル村でのコーヒーの栽培は、この7年ほど盛んに行われていて、農家さんはとても研究熱心です。 ティピカ種から始めたそうですが土地に合わず断念したとのことです。 ブルボン種との相性はとても良かったようで、シェードはあまりない環境でしたが、見るからに元気に育っていて、品質も良く豊作とのことです。 △△△
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【400g】グアテマラ ウエウエテナンゴ ランチョカルメラ農園
¥2,900
Guatemala Huehuetenango Rancho Carmela グアテマラ ウエウエテナンゴ ランチョカルメラ農園 SHB 焙煎度|中深煎●●● _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 生産者|Jorge Luis 生産地|グアテマラ ウエウエテナンゴ ラ・デモクラシア地区 標高|1,600m 精製|ウォッシュド 品種|ブルボン、カツーラ、カツアイ、パチェ flavor note almond, dark chocolate, brown sugar, stone fruit, richness _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ グアテマラの中深煎用の豆を入れ替えました。 ウエウエテナンゴのランチョカルメラ農園の豆です。 名前が良過ぎて仕入れました。 もっちりとした飲み心地で、グアテマラらしいチョコレートっぽいコクのあるコーヒーです。 少しアーモンドっぽい明るい風味があるように思います。 ▽農園のおはなし▽ 高品質なコーヒーが採れるエリアとして、アンティグアと並んで名高いウエウエテナンゴ県は首都のグアテマラシティから車で6時間半ほどの北西に位置しており、メキシコとの国境に接しています。シエラ・デ・ロス・クチュマタネス山脈の起伏のある地形が複雑な気候を生み出し、コーヒー以外にも様々な作物が栽培されています。 栽培エリアの中では最も標高が高く、最も乾燥している場所です。温かく乾燥した風がコーヒーの木を守り、高地での栽培を可能にしてくれます。そして、このエリア独自の豊かなフレーバーと上質な酸質、フルボディなコーヒーが出来上がります。 ランチョカルメラ農園の歴史は、1930年代前半にJorge Luisさんの父親が息子たちに農園の一部の手伝いを任せたところから始まります。農園の仕事を始めた当初は生産効率も悪く、品質も良いものではありませんでした。しかし、大学に通える年齢になり、農業大学でコーヒー栽培について学び、そこで得た知識を農園に注ぎ込むことで農園の状況は変わり始めました。そして徐々に生産量は向上し、いよいよ独り立ちとなり、ランチョカルメラ農園を立ち上げます。 現在は120haと大きな農園ですが、独立当初はまだまだ小さな農園でした。しかしながら彼は立ち上げ当初から、自然との共存、この農園に携わる人々の幸福を思い、少しづつですが環境整備に取り組んでいきました。農園で使用するウェットミルは、水の使用量を大幅に減らせるものに取り換え、毎年有機肥料の使用を継続的に行っています。また植林を行い、農園を本来の自然環境に近い形に近付けることで、コーヒーノキは深い木陰の下で育てられるようになるとともに、多くの鳥類や野生動物の住処となるよう、森林再生に取り組んでいます。また、農園で働く労働者さんの為、住宅施設や教会、医療施設、そしてサッカー場まで用意。そして全ての人が利用できる飲料水や発電機を農園内に置き、コミュニティの生活環境を整えています。 △△△
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【400g】コロンビア トロピコ・スル
¥2,700
Colombia Nariño Tropico Sur コロンビア ナリーニョ トロピコ・スル 焙煎度|深煎 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 農園名|エコテラ生産者組合 生産者|25の小規模生産農家 生産地|ナリーニョ県サンロレンソ、タミナンゴ 標高|1,800-2,100m 精製|ウォッシュド 品種|カツーラ、カスティージョ、コロンビア flavor note sugarcane, milk chocolate, cacao, round, milky, mild _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 喫茶 青時雨の定番・深煎りのコロンビアです。 この度の「トロピコ・スル」はバランスが良く、おだやかで素朴な飲み心地です。 毎日飲んでも飽きのこない王道コーヒーです。 是非ご賞味くださいませ。 ▽▽▽ トロピコ・スルは、ナリーニョ県サンロレンソ周辺の25の小規模生産農家による高品質なスペシャルティロットです。彼らの母体となるTERA COFFEE SASは、2015年に設立された若い生産者グループで、ウイラ県とナリーニョ県を拠点として、高品質なスペシャルティコーヒーの生産に取り組んでいます。ナリーニョ県には140名、ウイラ県には120名のパートナー農家がおり、それぞれの県で【Ecoterra(ナリーニョ)】【TERRAVERDE(ウイラ)】という生産者組合として活動を行っています。 2015年にコーヒー生産に従事していたウベマル・ラッソ氏が小さなコーヒー農家でも直接市場に対して取引を行える事を目標に家族経営でTERA COFFEEを設立し、地域の仲間と生産者組合を作り、活動をしてきました。ウベマル氏は、品質を向上させ、マイクロロットを市場に出すことで、生産者とその家族の生産するコーヒーの価格を上げるだけでなく、生産者の仕事に対するプライドを高めること、そして小規模農家がその限られた土地や生産能力の中でも幸福になれるために力を尽くしています。 ウベマル氏は自身の豊富な経験を携え、一軒一軒の農家を全て訪問し、農家ごとの改善点をアドバイスして回っています。最終的なコーヒーの品質・カッピングプロファイルを重視した中で、それぞれの地域のニーズと課題を理解し、各グループに最適な解決方法の提案を行っています。ピッキング方法や乾燥方法などの変更が容易なアドバイスから栽培方法や農園管理、生産処理方法など技術的なアップデートを実施することで、良い結果を導き、彼らのコーヒーの品質、そして収益の改善に繋げてきました。また、コロンビアの小規模なコーヒー農家では、主に食料となる他の農産物を農園内で混植することも特徴の1つで、バナナ、トウモロコシ、豆類、そしてオレンジ、ミカン、アボカドなどの果樹類が主に栽培され、パン・コジェールと呼ばれる文化的な生産体系を持っています。こうした土地に根付いた生産文化の維持を重要としているのも彼らの特徴であり、他の植物との混植により土壌が安定し、生産量や品質に寄与する事、浸食を防ぐことなどからも伝統的なコーヒー生産手法を大切にしています。 品質向上によるプレミアムによって、生産者自身やその家族の生活環境が向上しただけでなく、子供たちへの教育や生産インフラの改善、技術的な投資など持続可能なコーヒー生産へのモチベーションを高めています。 このTERRA COFFEE SASの輸出を手掛けているのがMastercol社です。彼らは遠隔地やアクセスが困難な地域の生産者の市場参入をサポートするべく2019年に設立された輸出業者・プラットフォーマーでドライミルや品質管理サポート、販売チャネルのみならずマーケティングやブランディングのサポートも行っています。独自のプラットフォームを用いる事で、遠隔地の小さな農家でも透明性を持ったコーヒーの流通ができるとして、現在多くの生産者から支持を受けています。デジタルツールを利用したベンチャー企業である一方で、コーヒー生産者が心を込めて生産したコーヒーの品質が最大限に発揮されるように最新のドライミルや設備で輸出業者としても信頼を勝ち取っています。 TERRA COFFEEも彼らと協力をしながら、Ecoterraに所属する1~3Haほどの小規模な生産者による高品質なスペシャルティコーヒーをトロピコ・スルとして販売をしています。その名前の通り、トロピカルフルーツやマンダリンオレンジなどのプロファイルを持ち味としており、ナリーニョらしいフルーティでボディ感が魅力のロットです。 △△△